白馬岳登山その3~初めての山小屋泊、そして下山~

はじめての山小屋!感動の夕日と夜ごはん

山荘についたのが15時前。手続きを済ませ、そこから夜ご飯の時間まで2時間あった。

まったりと、山荘のとなりにあるカフェで過ごす。

前回の投稿にも書いたが、ここでコンビニで買った残りの🍙を食べた。

これが本当においしかった。なぜか今でもとても印象に残っている。

夜ごはんまで少し寝ようと思ったが、全く眠れなかった

体はめちゃくちゃ疲れているのに…。

結局横になっただけで、夜ご飯の時間になった。

あたたかくておいしそうなご飯。豚汁が最高だった。

こんなに高い場所で温かいご飯にありつけるなんで

幸せだと感じた。

そして窓から見える夕日…

生きてるって実感できる時間を過ごす

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眠れない夜

部屋に戻って明日の下山に向けてまず準備したことは

足のテーピング(笑)

この足とは長い付き合いだが、いつも下りで右の膝が痛くなり

毎回苦労させられてきた。

7月に富山県の白山に登ったときは、右だけでなく左も痛くなり

一歩進んでは止まり、一歩進んでは止まり…

結局下りで4時間もかかり、痛いわ情けないわで涙がでた。

それからストレッチを学び、念のためテーピングとサポーターを購入

ストレッチをして、両足首、両膝にテーピングをしっかりし、

さて、明日は大丈夫かな

もし白山の時と同じように痛くなったらと思うと不安が襲う

標高も難易度もあがっている今回の登山

「無事下山できなかったらどうしよう」

そんな考えても意味のないことをずっと考え

ほとんど眠れなかった。

午前3時半頃から、山小屋は動き出す

登山者のほとんどは起きて、朝焼けを見に行ったり、

下山、あるいは次の場所を目指し動き出す

私も4時半にお弁当を受け取り、5時に山小屋を出た

澄んだ空気に少し元気をもらい、再び山頂を目指す

今日はそこから下山する…f:id:yoshi7493:20231021154107j:image

なんという美しさ…

山頂に近づくにつれ、明るくなってくる

上にはすでにたくさんのひとが朝日を待っていた

大丈夫、今んとこ痛くない

膝の調子を確認しながら頂へ

そこから見えたのは…

今までに見たことのない雲海と太陽

これはもう、感動しかなかった

「来てよかった」「頑張れる、きっと大丈夫」

勇気をもらった気がしたf:id:yoshi7493:20231021154002j:image

 

そこから一気に下山

行きはしんどすぎて楽しめなかった稜線も心地よい…

行きと同じく白馬大池で休憩

お弁当をしっかり食べて

残りも頑張ろう

 

無事下山…!!

残りあと2キロというところで雨が降ってきた

急いで合羽を取りだし、道を急ぐ

ここで膝の痛みが出てくる

「あと、2キロ、頑張る」

気持ちでなんとか乗り切り、無事下山……!!!

 

地元の道の駅で湯につかり、癒されて帰路に向かったf:id:yoshi7493:20231021154122j:image

 

 

感想!

登ってよかった、これに尽きる

あきらめずに行ってよかった

山でのことは、山が教えてくれる

感動や不安も経験して

そして次はきっともう少し強くなって登れる気がする

 

これで私の初めての一泊二日の旅日記は終わりにします

全部読んでくださった方、ほんとうにありがとうございます

次も楽しく読んでいただけるよう、がんばります!

 

終わり